討議資料

琉球新報2012年11月19日

先島割譲案が浮上
 廃藩置県に直面した琉球社会の指導層は松田道之処分官あての請願書のなかで、琉球は「自ら開闢し、素より君主の権を有し」、「内地の旧藩とは異なる」との歴史認識に依拠し、琉球国廃滅と引き換えにどれほどの物質的恩恵を得たとしても「安着」できず、「憂心焚くるが如き」苦痛に堪えかねると訴え(『琉球見聞録』)、廃藩置県に不同意を表明。その後、長期にわたって救国運動を展開する。

先島割譲案が浮上

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