普天間基地はいらない 辺野古・新基地建設を許さない1・30全国集会

─ 歴史上初めて東京で堂々と琉球独立の旗が掲げられる ─

普天間基地はいらない 辺野古・新基地建設を許さない1・30全国集会が、1・30全国集会実行委員会の主催で東京の日比谷野外音楽堂で市民団体や反戦活動家、政治団体など、8千人(推定)が参加して開かれた。集会終了後にデモ行進も行われた。かりゆしクラブも権力の弾圧が予想される中、歴史上初めて、東京の中枢で堂々と琉球独立の旗をかかげて参加し、注目された。

 動 画 (You Tube)

 琉球独立の旗が揚がる (1・30全国集会) 2010年
 
琉球独立要求デモ(日比谷公園〜東京駅) 於:1.30全国集会
 
琉球独立要求デモ(日比谷から東京駅まで) 於:1.30全国集会
 
琉球独立要求 デモ(日比谷から東京駅まで) 於:1.30全国集会
 普天間基地はいらない辺野古の新基地建設を許さない1・30全国集会デモ
 
琉球独立デモ(日比谷から東京駅まで) 1.30全国集会
 
普天間基地はいらない新基地建設を許さない1・30全国集会デモ 琉球独立







  かりゆしクラブは自衛隊基地撤去、米軍基地撤去はもちろんだが次のような琉球独立のメッセージも発した。

 今度の衆議院選挙と名護市長選挙で辺野古基地建設反対の沖縄の民意が示されたにもかかわらず、民主党は「基地の県外移転公約」どころか平野官房長官が基地建設の強制執行をほのめかした。日本国の平和憲法のもとの民主主義を信じ、日琉併合を推進した沖縄の政治家、活動家、沖縄県民はみごとに裏切られた。
 しかしそれはある意味当然の結果だ、なぜなら元々日本人では無い沖縄人100万人の利益より1億人の利益を優先するのが「日本政府と無意識の日本人」なのだから。仮に今度の問題が決着しても、沖縄が独立しない限り、永遠に同様な問題が起こるのである。

かりゆしクラブ代表の屋良朝助氏は、帝国主義の本質が依然として変わらない日本への幻想を断ち切るべきだと沖縄の大衆に訴え、知識人や活動家へも警告している。

何のために独立した方が良いのか沖縄の立場から説明します。

(1)沖縄は1609年まで朝鮮、中国、日本などと同様に対等な立場の琉球王国だった 。もちろん琉球語を使用していたので日本語は全く話せない。風俗、文化習慣も全く違っ ていた。

(2)1609年に薩摩に不当に侵略され、植民地になった。但し中国との貿易利益を収 奪するため表面上は琉球王国のまま。日本人優等、琉球人劣等の教育がなされ、琉球人の 誇りはなくなってしまった。そのため、見方によっては独立心のないと言う意味でだらし ない民族に成り下がった。又はそうさせられたと言える。

(3)1879年の琉球処分により琉球王国が消滅させられた。その後、日本本土のため に先の戦争で沖縄人が捨て石として犠牲を強要された。沖縄人自身も教育などを通して軍 国日本の思想を刷り込まれ、自ら命を絶った人もいた。

(4)大のために小の虫を殺す、ある意味では人間世界は別として動物世界では当然の事 である。沖縄の米軍基地、沖縄と日本全体の利害不一致、即ち沖縄が有利ならば日本本土 は損、沖縄が不利ならば日本本土は得。東シナ海の石油、天然ガスも又同様に、沖縄が独 立すれば沖縄国民一人当たり4億円の財産、日本本土に所有権はない。逆に沖縄が独立せ ずに沖縄県のままだと、石油は日本全体のもの、沖縄人には殆ど利益はない。

(5)日本と外国が再び戦争があると又もや、沖縄が捨て石となる確率が
高い。核爆弾も沖縄に落とされる可能性がある。迎撃ミサイルでも全部
は落とせない。100発もくれば、少しぐらいははずれる。沖縄が独立すれば「戦争する か、しないか」は沖縄人自身で決める事が出来る。戦争をさけるための外交交渉も沖縄人 自身が出来る。

(6)誇りある沖縄人の意識をとり戻すため、民族経済利益を守るため。

 以上の理由から、沖縄人は日本国が加盟している国際連合で保証されている民族自決権に 基づき、平和的に独立して琉球国を建国すべきであり、沖縄人の過半数が沖縄独立賛成に なるなら、日本国民もこれを認めて支援しなければならない。

かりゆしクラブ 2010.1.30


会場内外で当日配られた号外↓




写真差替え版↓



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