琉球独立論資料

沖縄タイムス 2017年1月25日 わたしの主張 あなたの意見

沖縄基地問題 大事な一年に 沖縄独立で何が変わるのか 知念徳彦 67歳

 年明けとともに、辺野古新基地の建設が再開。6日からオスプレイの空中給油訓練も再開された。昨年12月、名護市安部海岸への墜落原因も究明されてないままだ。
 国政側と司法は結論を出した。「国防は自治体レベルの問題ではない。司法が裁決を下す問題でもない」。翁長雄志県知事が31日渡米して、基地問題を訴える。果たしてわれわれの主張は、民主主義の先進国である米国政府に通じるのか。もし、辺野古新基地が完成すれば、沖縄は未来永劫、米国と日本政府の植民地となる。今年は、「のるか、そるか」の大切な酉年である。琉球史上の大きな変換点にもなろう。
 沖縄独立で何が変わるのか。「軍事活動」「土地収用」「自然破壊」等が米軍の勝手でできなくなる。オスプレイの訓練、辺野古の自然破壊等の問題が解決するのである。
 シンガポールはマレーシアから1965年に独立した。沖縄の約半分の小さな島である。「物流」「貿易」「金融」「観光」で建国51年で大発展を遂げた。いよいよ、居酒屋談義が現実味を帯びてきた。(那覇市)

沖縄タイムス20170125

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