最終 シンポジウム「復帰とは何だったのか」


私たちの「琉球民族の自決権と一国二制度を実現する会」主催の最後のシンポジウム「復帰とは何だったか」を開催いたします。多数のご来場をお願い申し上げます。

私たちは、薩摩侵略から400年の節目の2009年から継続して、毎年2〜4回程度のシンポジウムを行ない、薩摩侵略、琉球処分、基地問題、言語、経済自立、

御嶽など多くの問題について議論してきました。それはすべて映像として記録し、保存してあります。その全記録を公文書館や県立図書館などに寄贈し、後世に伝えます。

統一テーマは「復帰とは何だったか」

*次の方々が報告いたします。その後、会場の皆様と一緒に議論を展開致します。

1、平良修牧師「なぜ、最後の高等弁務官の祈りを捧げたか」
* 平良牧師は、司法・立法・行政の三権すべてを握る米軍政府下で身の危険も顧みず、アンガー高等弁務官の就任式で、最後の高等弁務官になることを迫りました。

2、石川元平氏(元沖教祖委員長)「私たちの復帰運動について」
*米軍の弾圧下の運動は、今では考えられないいろいろな苦難の連続でした。また、教育をはじめ各面で本土との格差があり、沖縄の将来を考えた闘いでもあった。

3、新川明氏(ジャーナリスト)「なぜ、反復帰論を唱えたか」
*いつも歴史の節目で注目される発言をされているジャーナリストが、なぜ反復帰論を展開し、国政参加選挙をボイコットしたかを語ります。

4、屋良朝助氏(かりゆしクラブ旧名琉球独立党)「なぜ、琉球独立運動をしてきたか」
*米軍政下、那覇高校生の時から独立論を唱え、その後琉球独立党首の野底武彦氏と一緒に運動に参加してきた唯一の継承者・屋良朝助氏が野底氏と沖縄独立について報告します。

            記
日 時 5月12日(日曜日)午後1時30分から
 場 所 教育福祉会館大ホール
 資料代 1000円 *会場経費などを含みます。
 お問い合わせは事務局・比嘉康文(携帯090−9780−8924)


当日の様子が新聞に掲載されました
運動の「総括不十分」の指摘 沖縄タイムス

「復帰の意義議論」琉球新報

当日の屋良朝助のレジメはこちらからお読みいただけます(pdf版もあります)