琉球独立論関連資料

産経新聞 2017/10/8(日) 9:30配信  (※注 下部に屋良朝助のコメントがあります)

党首討論会では、自衛隊は憲法違反との立場を取る共産党の志位和夫委員長への批判が集中した。

元のページ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000504-san-pol

衆議院総選挙「ニコニコ動画」の党首討論会

安倍首相「侵略受けたらどうなる」 志位委員長「政権奪取後しばらく合憲」 共産党の自衛隊違憲論めぐり


「ネット党首討論」を終え、写真撮影に臨む(左から)共産党の志位和夫委員長、希望の党の小池百合子代表、安倍晋三首相、公明党の山口那津男代表=7日午後、東京・六本木のニコファーレ(川口良介撮影)(写真:産経新聞)
 与野党8党首が7日臨んだインターネット中継動画サイト「ニコニコ動画」の党首討論会では、自衛隊は憲法違反との立場を取る共産党の志位和夫委員長への批判が集中した。

 口火を切った日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は「違憲を合憲と見直すのか、自衛隊をそもそもなくすのか」とただした。

 志位氏が党綱領に基づき「国民の多数の合意が成熟して初めて解消に向けた措置を取ることができる」と説明すると、安倍晋三首相(自民党総裁)は「志位氏が首相になり、『自衛隊は違憲』といった瞬間に自衛隊法は違憲立法となる。この間に侵略を受けたらどうなるのか。災害出動もできない」と畳みかけた。

 さらに公明党の山口那津男代表が「立憲民主党も拒否するのに、どうやって政府を作るのか」とただすと、志位氏は党綱領に基づき「(共産党を含む)政権はすぐに自衛隊を解消する措置はとれない。(しばらく)合憲という立場を引き継ぐ」と説明した。

 これを聞いた首相は「自衛隊の諸君は命がけで日本人の命を守る。『自分たちは違憲だと思うが、災害があったら皆さん命をかけて国民の命を守ってください』というのは無責任だ。この状況こそが政治の場に携わる者の責任だ」と述べ、憲法9条に自衛隊の存在を明記する改憲案の意義を強調した。

 激しいやりとりを聞いていた希望の党の小池百合子代表(東京都知事)も参戦した。「『しばらくの間は合憲』といったが、平成5年の自社さ政権では、社会党が一夜にして自衛隊をめぐる立場を変えた。志位氏も同じことになるのでは」と加勢した。

 志位氏は「党として違憲という立場を変えない。憲法判断を変えるのは情勢が熟したとき」と再度言及したが、小池氏は「しばらくの間とか当面の間などは世界情勢の中で許されない。無責任だ」と批判を重ねた。これには安倍首相も「その点については小池氏とまったく同じ意見だ。しばらく合憲と認めるが、自衛隊は命をかけるというのはあまりに無責任だ」と歩調を合わせた。

 志位氏は「私たちが参加した政権が、すべての国々と平和的な友好関係を作る。日本を取り巻く平和的な環境が熟する。それをみて国民の圧倒的多数が『もう自衛隊がなくても安心だ』となったら、初めて9条の完全実施(自衛隊の解消)ということだ」と訴えたが、首相らは首をひねったままだった。

 共産党との候補一本化を進める立憲民主党の枝野幸男代表は「自衛隊は違憲と皆さんがいう状況ならば、どう変えるか考えないといけないが、国民の圧倒的多数も私も合憲だと思っている。(違憲論の多い)学者は普通の国民と違った反応が出てくる」と述べ、憲法9条に自衛隊の存在を明記する首相の改憲論を批判した。

 枝野氏は平成27年の安全保障関連法の国会審議で、憲法学者の違憲論を根拠に反対姿勢を強めていた。首相は「あまりにも自衛隊の気持ちを分かっていない議論だ」と反論した。


屋良朝助のコメント
しどろもどろの志位委員長である。村山富市の社会党が今まで自衛隊を違憲だとして認めていなかったものを、1994年に政権を取った時(自民党との連合政権)に自衛隊を認めてしまった。共産党の志位和夫委員長も同じ事になっている。共産党は連合政権として政権を取った時どうするつもりだろうか?。

常に先見の明がある琉球独立党は2005年にこの問題の解決法を示している。(下記ページ参照)この案は日本の国防にも適用できるものである。自衛隊の防衛力は落とさずに災害派遣隊に名称を変え、戦時のみ国防軍に変える。ただし第一報を受け災害スクランブル又は防衛スクランブルで緊急発進はする。 残念ながら共産党にも社民党にもこの案を採用するようにコンタクトを取っているがいまだかって相手にされてない。地元の新聞社にも相手にされてない。

トップページ
index.html

新沖縄独立論  九 琉球共和国の国防の基本的考え
shoseki/shinokinawa/shinokinawa.html#9

◎琉球共和国の国防の基本哲学。(2005.10.29)
平和主義と正当防衛は琉球人の哲学であり普遍性がある。友好は最大の安全保証である。戦争はさけたいが国防は必要である。平和には知恵と努力が必要である。戦争反対を叫ぶだけでは難しい。国防は必ずしも小国が不利とは限らない。役人の多い大国と違って決定が早く小回りが利く。世界の世論やマスコミの共感を得て味方に付けることである。

1、災害派遣隊の設置---災害派遣隊を置く。災害派遣隊は平時は国民への奉仕活動に従事する。国内又は国外の災害などの場合は緊急に派遣する。戦時は国防軍に変わる。第一報を受け災害スクランブル又は防衛スクランブルで緊急発進する。
2、防衛装備などの改良---1の実現のため災害派遣にも防衛にも簡単に切り替えて使える様な改良機にする。救援物資を災害地、遭難地などに簡単かつ正確に投下できる様に改良する。



琉球独立運動資料館に行く