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 そして地下の軍は、そうした革命の戦略的前線の中にあって、密接に結び付かなくてはならず、これを無視するような戦斗組織は、たとえ一時的に勇敢に戦ったとしても、勝利を手にすることはできず、必ず、守勢にまわらざるをえないということです。
 われわれは、いま、革命的な党建設運動の第一歩をふみださんとしていますが、真に革命的な党がかちとられるのは人民大衆の戦略的前線においてであるでしょう。
 われわれの先進部分は、すでにそうした前線の中に入っており、地道な戦いを進展しようとしており、残る部分もそうした方向で着実に前進しております。総じて、われわれは戦術的撤退をおこない、戦略的に大きく前進せんとしているのです。
 あなた方の素直な批判、意見をよせられれば、たいへん光栄であると思います。
  固い握手!

東京にて  

  1972年6月15日

共産主義者同盟赤軍派     
東 京 委 員 会