討議資料

琉球新報2012年5月10日

いま独立論 復帰40年とこれから<上>

 【独立論をめぐって】自己決定権の拡大を
 沖縄は独自の歴史を持ち、その歴史に培われた文化を持ち、そして戦後も軍事植民地的状況の中で闘い続けながら、歴史を作り出してきた存在だ。その独自の歴史的主体として生き、発言できる状態が「自立」。自立を保障する手段は、憲法の枠内における地方自治もあるだろうし、究極には国家的な独立も含まれる。(新崎盛暉氏)
 【独立論をめぐって】100年単位の将来描け
 1968年のいわゆる三大選挙の主席選挙で、革新共闘の屋良朝苗さん、自民党の西銘順治さん、そして琉球独立党の野底武彦さんが立候補した。当時は独立なんて物笑いで、野底さんの得票は300票くらい。それが97年には、2日間にわたり「沖縄独立の可能性が議論され、数百人を集めた。(新川明氏)

いま独立論 復帰40年とこれから<上>

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