討議資料

元記事はこちら http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/208.html

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164906


いよいよ迫る「沖縄が独立する日」 国際世論に訴える動き加速

2015年10月3日(土)9時26分配信 日刊ゲンダイ


 沖縄独立──。ウチナンチュはいよいよ本気のようだ。

 独立へ向け具体的な研究を続ける「琉球民族独立総合研究学会」が9月27日に、米ニューヨーク大でフォーラムを実施。松島泰勝龍谷大学教授らが「私たちの島から全ての米軍基地をなくすために独立国家になるべきだ」と訴えた。2013年に設立された同学会は、実際の独立要件や独立後の経済基盤、防衛などを専門家を交えて分析している。現地では具体的な質問が飛ぶなど、反響は大きかったという。

 9月21日には沖縄県の翁長雄志知事がスイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説。改めて、普天間基地の辺野古移設を止める覚悟を示した。膠着状態が続く基地問題に対し、国際世論に訴える動きが沖縄で加速しているのだ。沖縄国際大教授の前泊博盛氏がこう言う。

「現在、日本という国が沖縄という地域を“集団いじめ”しているわけです。そして、いじめっ子(安倍首相)が最大の支持を受けている。いくら意思表示をしても、聞く耳をもたない。それならば、外の世界に告発せざるを得ない。そこまで沖縄が追い詰められているということだと思います」

 最近では、スペイン東部カタルーニャ州の議会選で、独立派が過半数を獲得。これを受け欧州各国で分離・独立の動きが広がっている。昨秋には英スコットランドが住民投票で独立寸前までいった。住民が立ち上がれば、変わることができる──。

 沖縄県民もこうした世界的な流れを感じているのは間違いない。

「『独立も考えたほうがいいのではないか』という県民が、以前はコンマ何パーセントという数字でしたが、最近は2、3%まで上昇しています。戦争をできる国になって徴兵制まで敷かれる国になるんだったら、“離脱”という選択肢を残したほうがいいという声もあがっている。その声は安倍政権のおかげで、どんどん大きくなっているんです」(前泊博盛氏)

 再び「琉球王国」が地図上に表記される日は、遠くないのかもしれない。


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