パングラム 現代いろはうた 現代いろは歌 七夕 彦星と織り姫 青空春志 Japanese Pangrams

七夕 彦星と織り姫
作 青空春志

天の川
彦と織
離され行くや
色を失せ
本気耐えぬね
澄む空へ
七に見つめて
 夜も更ける。


あまのかわ
ひことおり
はなされゆくや
いろをうせ
ほんきたえぬね
すむそらへ
しちにみつめて
よもふける



解説
天の川の対岸の牛飼いの青年、彦星と天の川のほとりで毎日機(はた)を織っている天帝の娘、織り姫を天帝は引き合わせ、やがて二人は結婚した。
ところが二人は毎日遊んで暮らしたので、織り姫が機を織らなくなったので、神様達の着物はすり切れてボロボロになり、青年も牛の世話をしなくなったので牛はやせ細り病気になってしまいました。
これに怒った天帝は二人を川の両岸に引き離しました。今まで幸せだった二人は顔色を失い、泣き暮らし、色事も失せる、マジで耐えられないね。その気持、天空へ叫びたいほど。
これを見た天帝が今度は二人が真面目に働くなら、年に一度、七の月、七の日の夜に合わせてやると約束しました。それで二人は七の日にお互いに夜も更けるまで見つめ合っていました。
(子供は出来たのかな?) ※伝説の概要は下記

語句説明
天の川読み方は「あまのがわ」が多いが、にごりのない「あまのかわ」ともいう。※下記
彦と織=彦星と織り姫。
色を失せ=顔色を失う、ショックで血の気が引く。色事が無くなる。
本気耐えぬね=マジで耐えられなくなるね
澄む空=澄みきった空、住んでるその空、天空。
七=七の月七の日。

見つめて=互いに見つめ合う、LOVE LOVE。

  
質問、七夕とは  天の川発音アマノカワ  天の川発音あまのかわ  天の川発音アマノカワ  
  別ウインドウで拡大。 リンク https://ejje.weblio.jp/content/あまのかわ
  https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A9%E5%B7%9D%E3%83%BB%E5%A4%A9%E6%B2%B3-2003347


  =評= 最初は 「天の川 彦に織 岸を離され 運得ぬや 帆舟も寄せて 見つめると 色気立ち行く 住む空へ」でした。しかしあとでネットで調べると鳥のカササギが橋を架けるとある。舟で逢うのはちょっとおかしい、という事でほとんど作り直し。よく調べてから作ったほうが良い。 5、5、7、5、7、5、7、5、で揃えて、「現代いろは七五調定型」
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