富  士
作 青空春志

花さえ頃良し
舟を浮かせて
けむりへ濡れ
姫と見渡す
空青く雪積もる
日本一の山


はなさえころよし
ふねをうかせて
けむりへぬれ
ひめとみわたす
そらあおくゆきつもる
にほんいちのやま




解説
花もきれいな初春の頃、じいやと姫が川で舟に乗って楽しんでいる。朝もやが低くかかっている。しばらくして朝もやを抜けると美しい富士山が現れた。

語句説明
けむり=霧、もや